これから一人暮らしを始める人など、引越しが初めてという方は何から手をつけていいか分からず、あたふたしてしまうかもしれません。
本記事では、引越し前に新居で「あれをやっておけばよかった」「用意しておけばよかった」という作業や必要なアイテムをまとめました。
これから引っ越しを控えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
つばさ
- 10年で引越しを6回経験(実家が2回、私個人で4回)
- コロナ流行で本業が大打撃、引越しバイトで一時期生計を立てる(MAX月25万)。引越しバイト歴2年半。
- 親族は引越屋正社員。
- 自力で引越しは計5回経験あり。自身で2回、弟の手伝いで2回、友人の手伝いで1回。
それでは行きましょう!
引越し前に新居でやっておいたほうがいいこと
①:キズや汚れのチェック
引越し作業の前、鍵を受け取って新居に入ることができたら必ず行っておきたいことが「キズや汚れなどのチェック」です。
鍵を受け取ったら、すぐに掃除をしながら床や壁などに傷、汚れなどがないか細かくチェックしておきましょう。
チェックする点は下記です。もし、傷や汚れ、へこみなどが見つかったらスマホなどで撮影して必ず画像を残しておきます。
- 床
- 壁
- 扉やドアノブ
- 窓ガラス
- インターフォン
- 照明器具
- 収納家具の外観や中の棚など
その後できるだけ早めに不動産会社の担当者に直接見せるかメールで送付するなどして、傷や汚れが初めからあったものであるということを記録してもらいましょう。
これを怠ると退去の際にあなたが傷や汚れをつけたと判断され敷金から原状回復費用が引かれる恐れがあります。
その物件を退去するまで、しっかりと画像を残しておきましょう。
②:掃除
一見綺麗に見えても、他人が使っていたり、空き家になってしばらく経っている部屋だったりします。「①:キズや汚れのチェック」しながら、徹底的に掃除をしておきましょう。
引越し前の、家具・家電がない状態で行えるので、掃除のみ作業に集中することができるのがメリットです。
引越し前に備えておきくと便利なアイテム
用途に応じて下記のアイテムを揃えて、汚れを落としたり予防をしましょう。
排水パイプ洗浄剤
手では掃除できない排水溝の掃除に。ヘドロや髪の毛などもとかして排水の流れを良くしてくれます。匂いが気になるときにも最適です。キッチン、洗面所、浴室などに使えます。
排水口用洗剤
キッチンや洗面台、浴室の排水口のぬめりに。ニオイのもとのスッキリ洗浄してくれます。
水垢用洗剤
頑固な鏡の水垢もコレ1本で落ちる!薄手の布やスポンジで汚れに応じで擦っておとしましょう。
鏡のくもり止め
水垢が取れたらくもり止めまで行うと普段の掃除が楽に!
撥水コーティング剤
キッチンのシンクや、洗面台、お風呂場の浴槽、トイレの便器に撥水コーティングをしておくと、普段の汚れも付きにくくなります。
バルサンなどのくん煙タイプの殺虫剤
見えないところに隠れている害虫対策に。家具や家電などがないときに使えば効果抜群です。
ゴキブリ駆除剤
キッチンのシンク下や、洗面台の下、押入やクローゼットの下など、まだ荷物がないうちに設置しておきましょう。
塩素系漂白剤
キッチン周りや浴室のパッキンなどにカビが付着している場合は、塩素系漂白剤で除去しましょう。
泡タイプのモノもありますが、液体に比べて塩素濃度が低くて効果も薄い上、消費も激しくてコスパが悪いので。
効き目がイマイチ…というときや安価で済ませたいときは、下記の様な液体タイプを使うと良いでしょう。
塩素系漂白剤の使い方は、下記の方のYoutube動画を参考にすると良いです。
お風呂用くん煙タイプの防カビ剤
塩素系漂白剤でカビなどがしっかり取れたら、私用していく上でカビを予防できる「お風呂用くん煙タイプの防カビ剤」をすることをおすすめします。
我が家でもこれは2~3ヵ月に1回は使用していて、普段のお掃除が劇的に楽になりました。
酸素系漂白剤
オキシクリーンなどの酸素系漂白剤で湯船をつけおきあらいすると、すっきりキレイになり殺菌効果も期待できます。
アルコールタイプの殺菌剤
もはや日常生活でも欠かせないアイテム。ドアノブなど、手が触れるところは拭いておくようにしましょう。
油汚れ用洗剤
キッチンやコンロ周りの頑固な汚れは、アルカリ系の洗剤がおすすめです。
クイックルワイパー
床をキレイにしたい!でも長時間屈むのがツライ…というとき使えるのがクイックルワイパー!
シートや古雑巾にマイペットやアルコールなどを沁み込ませて拭くと、汚れもしっかりとれてスッキリします。
換気扇などのフィルター
換気扇や換気口などをカバーする紙のフィルター類をセットしておくと、掃除がぐんと楽になります。
あわせて、トイレや浴室のフィルターもセットしておくと良いでしょう。
エアコンの洗浄剤
エアコンが備え付けの場合は、汚れの具合などを確認し、必要であれば掃除をしましょう。
あまりにも汚れが酷い場合は、クリーニング業者に頼むのも手です。
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エアコンの排水口にはめる防虫キャップ
外から害虫が侵入してくるのを防ぎます。また、口の部分に古いストッキングをかぶせておくと小さい虫が入ってくるのを防ぐこともできます。防虫キャップと合わせて使うと効果的です。
抗菌タイプのマスキングテープ
お風呂場のドアの溝や窓の縁、レンジ周りのパッキン部分などに白い抗菌材入りのマスキングテープを貼っておくと、カビの予防になります。結露しやすい窓枠などにもおすすめです。
洗剤を使ってキレイに掃除してから使ってください。
洗濯機の下に設置する台
洗濯機をかさあげしてくれる設置台を使うと、掃除がしやすくなります。防振、防音効果のある素材を使っているものも。
洗濯機の大きさや排水溝の位置にあったものを選びましょう。
冷蔵庫の下に敷くマット
床のへこみ変色を防止してくれます。透明のタイプを選ぶと、見た目を損なうこともありません。
配管部のすき間埋め
シンク下の排水パイプと床に隙間があったりすると、臭いの原因になったりします。エアコン配管用のパテですが、パイプ周辺を埋めるのにも適しています。
すき間が気になる方はぜひ使ってみてください。
引越し後にやっておくとよいこと
以下の章では、引越し作業が終了した後、新居でやっておいたほうがいいことを紹介していきます。
普段のお掃除が楽になるテクニックなども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
冷蔵庫の上にラップを敷く
冷蔵庫の上は、普段なかなか掃除をしようと気づきにくい場所。とくに背が高いタイプは、椅子を持ってきてまで掃除するのは大変です。
そこで私がやっているのが、冷蔵庫の上にラップを覆うように敷いておいて、年末の大掃除の時期に1回交換する、というものです。
敷いてあるラップをくるんで捨てて、新しいラップを敷くだけなので、拭き掃除などのとても簡単に済みます。
台所特有の油の混じったホコリ汚れもほぼ気になりません。
ラップ1つで掃除がとても楽になるので、ぜひやってみてください。
洗濯機の横のスキマにラップを敷く
洗濯機を置いてあるスペース(洗濯パン)にはすき間があって、ほこりや髪の毛などのゴミが溜まりやすい場所です。
定期的に掃除するのは大変…という方は、コチラのすき間にもラップを敷いてみてはどうでしょうか。
我が家では、短いタイプのラップをこのすき間に敷き詰めて、ゴミが溜まってきた1~2ヵ月に1回ほど交換しています。
見栄えはあまり良くありませんが、来客があった時はその時だけ取ればいいですし、掃除の手間も格段にかからないので、ちょっと楽をしたい、という方にはおすすめですよ。
洗濯機のホースにラップを巻く
我が家では、洗濯機のすき間と合わせて洗濯機のホースにもラップを巻き、ほこりなどの汚れを予防しています。
とくに洗濯機の下の汚水を排出するデコボコしているホースは、ほこりなどが溜まりやすいですが、ラップをしておくことで全く汚れが気になりません。
透明なので目立たないので、普段全く気になりませんよ。ぜひやってみてください。
まとめ
入居直後、徹底的に部屋を掃除し、汚れを防止するアイテムを使用することで家のなかを清潔な状態にキープすることができます。
ここで紹介した便利アイテムを使って、普段から汚れがたまらないようにして、毎日の掃除を楽にしましょう。
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