【保存版】引越し荷造りのコツ!効率的な順番と開始時期はいつから?

新生活に向けて、新居が見つかれば引越しの準備がスタートします。

引越しは様々な手続きもする必要がありますが、限りある時間でどれだけスムーズに荷造りできるかも重要です。とくに荷物が多ければ多いほど、計画的な荷造りが必須になるでしょう。

この記事では、引越しの荷造りを効率的に進めるための順番や開始時期、そしてコツを詳しく解説していきます。これを参考に、スムーズな引越しを目指しましょう!

目次

計画が大事!引越し準備と荷造りのコツ9選

①:新居が決まったら引越し業者を決めつつ不用品を処分する

新居が決まったら、まずは引越し業者の手配を進めます。業者選びと同時に、不用品の処分も開始しましょう。1年以上使っていない物や不要な家具を手放すことで、引越しの荷物を減らせます。

可能であれば引越し業者の見積前に、処分する家具や物などを決めておけると良いです。処分はまだでも、見積もりの際に処分予定であることを伝えれば、荷物量を減らして見積り金額を計算してくれます。

②:新居の間取りに合わせて部屋割りや家具や物をどこに置くか決める

新居の間取り図を手に入れ、誰がどの部屋を使うのかや家具の配置を事前に決めておくことで、引越し当日の搬入がスムーズになりますよ。

③:引越し日から逆算して何をするかスケジュールを立てる

引越しまでのスケジュールを逆算し、やるべきことをリストアップしましょう。引越しの1カ月前から順に、梱包や手続きの進捗を管理すると、当日までに余裕を持って準備することができますよ。

スケジュールに関しては後ほど「荷造り開始!効率的な順番と開始時期」の章で解説しています。

一般的には、家族世帯では1か月前、単身者では2週間前が目安となります。大きな家具やシーズンオフの衣類など、使用頻度が低いものから順に荷造りを始めるのがポイントです。

④:不用品を手放しながら余裕を持って荷造りする

荷造りは少しずつ進めるのがコツです。引越しの3週間前から、季節外れの衣類や使わない食器から梱包を始めましょう。余裕を持って荷物を減らすことで、当日の作業が楽になります​。

その際に、長年使った物、不要な物があれば、この引越しを機に処分できるものはしてしまいましょう。普段開けることのない場所や家具から物を取り出す機会はそうそうありません。不要な物を手放せば、その分のスペースも飽きます。ぜひ荷造りをしながら持ち物を整理してみてください。

⑤:ゴミ回収日や粗大ごみ依頼も計画に入れる

不要になった大型家具や家電を処分するために、ゴミ回収日を確認して計画的に手配しましょう。自治体に回収してもらう場合は予め予約をする必要があります。処分の計画も余裕をもってスケジュールにいれましょう。

Googleなどで「不用品回収 自治体 ○○市」と検索すると、各自治体における回収方法などが詳しく載っていますよ。

車を持っているご家庭ならば、地域のごみ処理場に持込で廃棄にいけば、ある程度の物ならば無料で処分することが可能です。

Googleなどで「ゴミ処理場 ○○市」と検索すると、各市町村の近くのごみ処理場の場所や、持込可能なもの、営業時間などが載っていますよ。

⑥:食料品は引越し当日まで計画的に減らしていく

冷蔵庫の中身の生鮮食品など、傷みやすいものは引越しまでにできるだけ使い切りましょう。引越し直前になると食品を廃棄することが多くなりがちなので、1カ月前から計画的に消費することがポイントです​。

調味料類も、瓶などのものは梱包するといっても持ち運びも大変です。なるべく残量を減らせれるようにするとよいです。

⑦:新居の間取りをもとに荷物の行き先をダンボールに書く

荷物を梱包したダンボールには、中身と新居での配置先を大きく書いておくと便利です。とくに新居先が2階建てなどの場合は、段ボールの行き先が明確なほど作業員も運び入れやすく、荷解きの際も移動が極力少なくて済みます。

場所は主に以下のように分けることが多いです。

場所荷物例
倉庫・車庫・ベランダ・外物工具・自動車や自転車用品・ハンガー類・植木など
玄関・土間靴・傘・雨具・自転車用品など
LD(リビング・ダイニング)ゲーム・DVD・雑貨・日用品など
K(キッチン)食器・食品・調理器具など
トイレトイレットペーパー・生理用品・マットなど
洗面・浴室歯ブラシ・ドライヤー・化粧品・洗剤・シャンプー・リンス・お風呂のフタ・桶・掃除用具など
洋室・和室など各個室各個人の部屋の持ち物

⑧:重い物は小さな箱、軽いものは大きな箱に入れる

重いものを大きなダンボールに詰めると運搬が大変になります。食器や本などの重い物は小さな箱に、布団や衣類などの軽い物は大きな箱に入れるとバランスが取れます​よ。

⑨:荷物が極端に減ったり、予想より多かった場合は早めに引越し業者へ相談

引越しギリギリになって不用品が出てしまった場合は、引越し業者に処分代を支払うことで請け負ってくれることもあります。その際は事前に引越し業者に連絡するか、当日の作業前の荷物確認の際に作業員に伝えましょう。

荷物が極端に減った場合も、日数に余裕があれば引越し業者に伝えましょう。作業人数やかかる時間によっては料金を抑えることができる可能性もあります。

⑩:普段使うモノや貴重品は手荷物やスーツケースで持っていく

貴重品や当日使う日用品は、手元に置いておくと安心です。パスポートや貴金属などは、自分で管理しながら移動するようにしましょう​。

手荷物として自分で持っていく物の例としては下記になります。

  • 財布、ケータイ、鍵
  • 引越しの見積書、契約書
  • 預金通帳、キャッシュカード、印鑑
  • 持っていく家電製品のリモコン
  • 高価な貴金属類

テレビなどのリモコン類をそのまま置いておくと、お客様でお持ちください、という引越し業者がほとんどです。他の家電類と比べると小さくて運んでる際に失くしやすいからです。手荷物の中に入れるか、箱にわかりやすい目印などを付けておきましょう。

できれば自分で持っていくと良い物も紹介します。

  • ノートパソコンやタブレット端末
  • 数日分の化粧品や生理用品
  • 数日分の衣類

遠くに引越しの際には、場合によってはホテルなどで宿泊することもあります。その際はスーツケースなどで荷物を持ち運び、必要な衣類や化粧品などを持ち運びましょう。また、冬季の雪のシーズンはタイミングが悪ければトラックが移動できずに荷物が届かないということも…。自分で数日分の衣類を持っていれば安心です。

また、引越しの際は持ち運べる精密機器は自身で持っていくと安全です。引越し当日、梱包して荷物として運んでもらうこともできますが、持ち運びの際の衝撃でデータなどが飛んだり壊れても、精密機械の保証は効かないことがほとんどです。ノートパソコンなど自分で持ち運べるものは自身で持っていくと良いでしょう。

種類別の荷造りのポイント9つ

引っ越しの荷造りをするとき、アイテム別の詰め方を紹介します。大事な品物が運搬中に破損しないよう、それぞれに適した梱包方法をご確認ください。

荷造りは、シーズンオフのもの(例:冬物衣類、キャンプ用品など)や、使用頻度の低いものから始めましょう。これにより、生活に支障なく荷造りを進めることができます。

①:食器

割れ物が多い食器の梱包方法は、梱包用紙で1枚ずつ包むのが基本です。配送中の破損を防ぐため、食器が緩衝材から露出しないよう丁寧に包みましょう。

食器は数が多いため、引っ越し日の2週間ほど前から計画的に進めるのがおすすめです。引っ越し前後の1~2日分を残して、使用頻度の低い食器類や衣類から早めに荷造りしましょう。

また、食器を梱包する際は小さな段ボールに詰めるようにしましょう。食器は本の段ボールの重さに次ぐ重量です。大の段ボールに入れると重量がさらに増し、底が抜けてしまう可能性もあります。重量に気を付けながら梱包していきましょう。

≫ワイングラスの梱包方法は?引越しバイトが実践してた方法を紹介
≫食器や割れ物の処分方法は?

②:家電

精密機械である家電の梱包は重要性が高いため、一般的には引っ越し業者に行ってもらえる場合がほとんどです。データが保存されたパソコンやDVDレコーダーは、念のためバックアップを残しておくことをおすすめします。

引越し業者が当日に緩衝材(プチプチ)や毛布で梱包してくれるものは下記になります。

  • 照明器具
  • テレビ
  • エアコン
  • 洗濯機、乾燥機
  • 掃除機
  • 空気清浄機
  • 扇風機
  • パソコンの本体、ディスプレイ
  • コピー機
  • 炊飯器
  • 電子レンジ
  • オーブントースター
  • コーヒーメーカー など

主に段ボールに入らない物を引越し業者のスタッフが当日梱包して運んでくれることが多いです。

③:衣類

衣類はシワになるのを防ぐために、大きなダンボールに梱包しましょう。シーズンオフの物から先に詰め込み、ダンボールの表面に衣類の種類や季節をメモしてください。

専用の衣装ケースやハンガーボックスを用意してくれる引っ越し業者もあるため、服の量が多い方はサービス内容をチェックしておきましょう。ハンガーボックスがあれば、使う段ボールの量をかなり抑えることができます。

④:本

本はできるだけ小さなダンボールに小分けにして詰めていきます。大きなダンボールに大量の本を詰めると、重さで底が抜けたり運ぶのが困難になったりするため、重量には十分に注意して梱包しましょう。

⑤:小物・雑貨

小物の梱包でも、基本的にはダンボールに詰めます。食品・化粧品・雑貨のようなグループごとに梱包すると、荷解きをするとき便利です。割れ物でないときは、ビニール袋などに入れて分類するのも楽ですよ。

⑥:靴

靴は汚れなどを落とし、内部に型崩れ防止のための詰め物を入れ、1足ずつ新聞紙やビニール袋で包みましょう。

引っ越し当日履く靴や、ルームサンダルなどを残し、使用頻度の高くない靴は、1週間前までに梱包しておき、玄関に近い部屋などに移動させておくと、普段の生活の邪魔になりませんよ。

また、専用のシューズボックスを用意してくれる引越し業者もあります。あらかじめサービス内容をチェックしておきましょう。

⑦:布団

布団や毛布、枕などは、契約した引越し業者から段ボールを貰う際に、布団袋も一緒にもらえることがほとんどです。見積の際に必要な枚数を確認してもらいましょう。布団袋に入らない場合は大きいサイズの段ボールに入れたり、大きめのゴミ袋などに入れておきましょう。

折り畳みができるマットレスは畳んでおき、折り畳みができないものはそのままベッドに寝かせておきましょう。当日スタッフが大きめのビニール袋に梱包して運んでくれます。

⑧:カーテン

意外と梱包で忘れがちなのがカーテンです。引越しまで時間がある場合は、取り外して洗濯してから梱包すると、新居で清潔な状態で使うことができます。

≫カーテンの洗い方・洗濯方法|驚きの簡単お手入れ方法とは?

⑨:そのほかの家具

家具によっては、どこまで梱包するか悩みますよね。下記では大まかな家具における注意点を紹介してきます。

家具注意点
ソファ足や隙間にある埃などを掃除しておきましょう。当日引越しのスタッフがビニール袋や毛布などで梱包します。
本棚本棚に入っている本や雑貨などを全て出し、溜まっている埃などを掃除しておきましょう。棚板などは当日スタッフが外して毛布で梱包して運んでくれます。
ダイニングテーブルや学習机上や引出し中に入っている物は全て出し、溜まっている埃などを掃除しておきましょう。当日スタッフが運びやすいように分解して梱包してくれます。
ベッド組立式のベッドは、当日スタッフが分解して新居で組立てくれることがほとんどです。不安な場合は見積りの際にベッドの組立について聞いておきましょう。
洋服ダンス引出しタイプのタンスですが、家具自体が重たい場合は中身を段ボールに詰めましょう。プラスチックのチェスト類が重量がそこまでない場合は、中身が入ったまま持ち運ぶことも可能です。

引越しの荷造りで必要な資材

引越しの際に準備しておくとよい道具は以下の通りです。

道具用途
軍手ケガの防止や運搬時に持ちやすくなる
カッター、はさみ荷造りだけでなく荷解きの際にも必要
ガムテープ・養生テープ段ボールのフタを閉じる際や荷物を固定する際に便利
油性ペン段ボールの中身を書く際に必要
ビニール袋と輪ゴム液体が入った容器を梱包する際に便利
段ボール契約した引越し業者から見積もり分の物量の段ボールを貰う
業者に頼まない場合はホームセンターやネットで購入
新聞紙食器類を梱包する際に便利
※新聞紙がない場合は、キッチンペーパーや包装紙で代用可能
緩衝材(プチプチ)衝撃に弱いものを梱包する際に便利

引越し準備の荷造りに必要な道具については、下記の記事で詳しく解説しています。

また、引越し準備にあたって必要な段ボールの量の目安については、下記の記事で詳しく解説しています。ご覧ください。

荷造り開始!1ヵ月前からの効率的なスケジュール例

荷造りを始める目安は、引越し当日の2週間前ですが、世帯人数や荷物の量によって荷造りにかかる時間は異なります。2週間を目安として、自分の状況に合った期間設定をし、計画をしっかり立てましょう。

荷造り以外にも、ライフラインや役所への手続きなどさまざまな準備が必要です。それらを含めて引越しの全体的なスケジュールを立てることが重要です。

続いては、引越し当日までのおおまかな荷造りの順番と時期をそれぞれ見ていきましょう。

①:引越しの約1か月~3週間前

家の中をグループ分けする

まずは、作業をしやすくするために部屋やコーナーごとにおおまかなグループ分けをします。

引越し業者に梱包を依頼するのか、自分で梱包作業を行うかこの段階で決めましょう。引越し業者に梱包を依頼する場合も、グループ分けをすることで引越し業者へ指示が出しやすくなります。引越し業者が梱包してくれる家具家電は「引越し業者が当日に梱包してくれる家電」「家具はどこまで梱包すればよいか」で紹介しています。

不要なものを処分する

不要になった大型家具や家電を処分するために、ゴミ回収日を確認して計画的に手配しましょう。自治体に回収してもらう場合は1か月前に予約が必要なケースもあるため、早めに管轄の自治体のホームページで確認しておきましょう。

車を持っているご家庭ならば、地域のごみ処理場に持込で廃棄にいけば、ある程度の物ならば無料で処分することが可能です。

②:引越しの約3~1週間前

使用頻度の低いものから順に梱包を始める

シーズンオフのグッズや衣類などから梱包します。荷ほどきがラクになるように、リビング周り、キッチン周りといったように部屋によって段ボールを分けるとよいです。

段ボール箱には、旧居の場所でなく、新居に行く場所を段ボールに記述しましょう。

この段階で詰めるとよいものの主な例は以下の通りです。

使用頻度が低いもの

  • シーズンオフの洋服
  • 来客用の皿やグラス
  • ベッド下に収納している日用品や雑貨
  • アルバムや図工の作品といった思い出の品
  • テレビ台の周辺にあるDVDやCD、レコード
  • ティッシュや洗剤、食材などの備蓄品
  • クリスマスやひな祭りなどのイベントで使用するもの
  • ゴルフセットやヨガマットといった趣味のアイテム など

冷蔵庫の中を整理する

引越しの前日には、冷蔵庫の中が空になるように、整理しておきましょう。使い切れそうなものや食べ切れそうなものは、引越し前日まで計画的に消費することをおすすめします。

旧居の引越退去の挨拶

1人暮らし(単身)や学生さんなど、退去の挨拶を省略する方も増えていますが、今まで住んでいた感謝を込めて、旧居の大家さんや管理人さんなどのお世話になった方々、面識のあるご近所の方々などには、ぜひ挨拶して退去することをおすすめします。

とくに引越し時には、荷物の運搬やトラックの出入り、駐車や騒音等でご近所に迷惑をおかけしてしまうもの。前もって引越しの挨拶をしておくことで、苦情やトラブルを避けることにも繋がります。

引越し挨拶時のマナーや注意点については、下記の記事で解説しています。

③:引越しの5日前~前日

使う可能性があるものを梱包する

使う予定がないものを梱包したら、次は引越し前日までに使うかものしれないものを梱包していきます。ここまでにお伝えした通り、これらを段ボールに詰めたら、必要なときにすぐ取り出せるように段ボールのフタは閉めずにそのままにしておきましょう。必要になった場合は、その都度取り出し、使い終わった時点で段ボールに戻して当日にフタをします。

そのほか、子どものおもちゃや勉強道具をこのタイミングで梱包しましょう。全ての荷物を搬出した後に行う掃除で必要になる拭き取りシートやミニほうきなどの掃除道具、ドライヤーや歯ブラシ、せっけんなどの衛生用品、スマートフォンの充電器やPCのケーブル、コード類など、新居ですぐに使いたいものも同様に梱包します。

冷蔵庫のコンセントを抜き水を抜く

引越しの前日までに、冷蔵庫内の食品類を出し空にして電源を抜いておいてください。また、製氷皿の水をすてておくことで、引越し当日に水漏れなどの原因を防ぐことができます。

石油ストーブの燃料を出す

引越しの前日までに石油ストーブのタンク内にある燃料を完全に抜きとり、ストーブなどの点火用の電源もはずしてください。燃料が入った状態での運搬はできないので注意しておきましょう。

洗濯機の排水ホースの水を抜いておく

前日もしくは当時の朝までに排水ホースなど完全に水を抜いておきましょう。配線ホースの取り付けは、ご自身で行っていただくか、専門業者へ委託しての作業となります(有料オプション、サービス付きのプランもあり)。

またドラム式洗濯機については、輸送時の故障を防ぐため、購入時に付属していた固定ボルトを取り付ける必要がありますので、あらかじめご用意ください。万が一固定ボルトがない場合は、購入先の家電量販店やメーカーに一度問い合わが必要になります。

支払方法を確認しておく

引越し当日は、引越し料金の前払いが基本なので、見積書確認の上支払いが済まないと作業に入ることができません。当日までに、支払方法(現金払い・クレジットカード払い・QRコード決済など)を確認しておきましょう。

引越し先までの経路と行く手段の確保

引越しの旧居から新居への移動は、基本自身で行います。公共交通機関や自家用車などで移動する必要があるので、あらかじめ経路やかかる時間などを調べておきましょう。

昔は1人ならば引越しトラックに載せて移動していた時代があるようですが、現在は禁じられている引越し業者がほとんどです。当日、積み下ろしの時間に間に合わない…なんてことがないように事前の準備が必要です。

④:引越し当日

引越しの当日もしくは前日に、全てのものを梱包します。引越し当日は、思いがけず残った荷物が見つかる場合もあるので、段ボールは多めに用意しておきましょう。注意点として、引越し先に飛行機で移動する予定の人は、はさみやカッターなどの機内に持ち込めないものを詰め忘れないようにしましょう。

引越し当日や前日に詰めるとよいものは主に以下の通りです。

  • 工具
  • バス用品、洗面用具
  • 掃除機、掃除道具
  • トイレットペーパー、生理用品
  • キッチン用品 など

また、引越し前日、当日、翌日の3日間分の衣類やタオルなどの生活用品は、2泊3日の旅行に出かけるつもりで、スーツケースにまとめておくと便利です。加えて、手持ちで運ぶカバンには財布や印鑑、鍵などの貴重品を入れておきましょう。

手荷物として自分で持っていく物の例としては下記になります。

  • 財布、ケータイ、鍵
  • 引越しの見積書、契約書
  • 預金通帳、キャッシュカード、印鑑
  • 持っていく家電製品のリモコン
  • 衣類、タオル、化粧品、生活用品
  • ノートパソコンやタブレット端末

また、引越しの際は持ち運べる精密機器は自身で持っていくと安全です。引越し当日、梱包して荷物として運んでもらうこともできますが、持ち運びの際の衝撃でデータなどが飛んだり壊れても、精密機械の保証は効かないことがほとんどです。ノートパソコンなど自分で持ち運べるものは自身で持っていくと良いでしょう。

荷造りが間に合わないときの対策

万が一、荷造りが間に合わない場合は、引越し業者の梱包サービスを利用するのも一つの手です。少し割高ですが、専門家に任せることで、短時間で効率的に荷造りが進みます。

業者の梱包サービスには、引越し前の梱包をしてくれるサービスと、引越し後に開梱して家具などに配置してくれるサービスがあるので、予算や時間などを考慮して利用するのも手になりますよ。

引越し当日の最終確認

引越しが慣れない方は、引越し当日はすることが非常に多く、慌ててしまう方も多いです。下記では、引越し当日にチェックしておきたい事を紹介しています。

旧居での最終確認

引越しの積み込み作業が完了し、旧居を出る前に確認したほうが良いことは下記になります。引っ越し業者は、1日に何件もの現場作業を抱えていることが多く、荷物の積み残しがあっても取りに戻って…ということができないことが多いです。積み残しがないかしっかり確認しましょう。

また、水道やガスの元栓、鍵の返却などやることも非常に多いです。下記の項目で、確認するべきことを見ていきましょう。

項目備考
全室の積み残しがないかチェック全室、押入やクローゼット、キッチンの収納棚、外やベランダや倉庫、部屋の照明器具など、持っていくものが残っていないか。
水道・ガス・電気の停止確認水道・ガス・電気の停止手続きは事前に行いますが、当日も元栓を閉め、ブレーカーを落とすことを忘れないように。
搬出後の清掃荷物の運び出しの後、旧居内の掃除を行う。掃除機、ほうきや塵取り、ぞうきんがあると便利。
旧居の鍵の返却旧居が貸家の場合、鍵の返却が必要。搬出、元栓閉め、清掃、鍵の施錠を行ったら、大家や管理会社に鍵を返却する。

まとめ

本記事では、引越しの際の荷造りの進め方やコツをお伝えしました。

引越しは様々な手続きもする必要がありますが、限りある時間でどれだけスムーズに荷造りできるかも重要です。とくに荷物が多ければ多いほど、計画的な荷造りが必須になります。

スムーズに新生活がスタートできるよう、上手に荷造りしていきましょう!

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