日本の水道水が美味しく飲める県ランキング!水道水がまずい理由も紹介

世界的にも綺麗で美味しい水が飲めると言われている日本ですが、味は東京・大阪・北海道など都道府県だけでなく市町村によっても異なります。

本記事では、水道水が美味しいといわれている都道府県、水道水が飲めないといわれている都道府県をランキング形式でご紹介していきます。

引越しの際の浄水器やウォーターサーバー導入検討の参考になればとい思います。

また、水道水がまずいと言われる原因は何なのか?それに対する対策なども合わせてご紹介します。

目次

世界で水道水が飲める国は日本を含めたった12か国

まず日本は上下水道の技術が発達しており、とくに水道水は世界的に見ても品質が高く、綺麗で美味しいことが知られています。

水道水が飲める国は、世界196か国中ではごく一部となっており、日本を含めて12か国のみです。次のような国と都市が、実際に水道水が飲める国になります。

  • 日本
  • 南アフリカ共和国
  • デンマーク
  • ノルウェー
  • フィンランド
  • ドイツ
  • オーストリア
  • アイスランド
  • アイルランド
  • スロベニア
  • オーストラリアのシドニー
  • スウェーデンのストックホルム

日本の水道水をそのまま飲んでいる人の割合

An image of a clear glass filled with fresh, clean water being poured from a modern, sleek kitchen faucet. The water appears crystal clear with light reflections on the glass. In the background, a bright, clean kitchen environment is visible, with greenery or plants near the window, creating a refreshing and pure atmosphere, emphasizing the quality and taste of the water.

日本では、水道水をそのまま飲んでも大丈夫な安全性が保障されていますが、実際にそのまま飲んでいる人はどのくらいの割合いるのでしょうか?

LOCAL BESTの全国47都道府県の調査によると、普段そのまま飲んでいる人は49%と、およそ半数の人が煮沸や浄水器などを使わずに水道水をそのまま飲んでいるようです。

この後ご紹介する水道水が美味しく飲める都道府県ランキングで15位以内に入っている私の住む県では、たしかに学生時代に水道の水をそのまま飲んでいたし、美味しくないとは思ったことがありません。

日本は山も多く雨も豊富で水不足にはなりずらいですし、上水道の浄化技術も高く、多くの都道府県で美味しい水道水を飲むことができるようになっています。

水道水が美味しく飲める都道府県ランキング

日本の水道水は世界でもトップの美味しさだと言われていますが、都道府県別に見てみるとどうなのでしょうか?ランキング上位の結果は下記のようになっています。

参照元:LOCAL BEST/調査期間:2023年6月4日〜8日

ランキング上位は自然豊かで川がきれいな県や、雪が多い東北地方が多くなっていますね。

水がおいしい都道府県とは、実際の居住者がそう感じているというものであり、正式な発表があるわけではありません。上記以外にも、水がおいしい都道府県はたくさんありますよ。

水道水がまずいといわれている都道府県ランキング

水道水の満足度が低い都道府県ランキングは、下記のようになっています。

満足度の低い都道府県だと、東京や大阪などの都会のイメージがありますが、西日本が多いというのが意外でした。

ただし同じ県内でも都市部は水道水の満足度が低い傾向があるので、ウォーターサーバーや浄水器を利用しているご家庭もあるようです。

水道水がまずいのはなぜ?原因はこの4つ

水道水が「まずい」と感じる原因は、さまざまな要因が絡んでいます。ここでは、代表的な4つの要因について詳しく解説していきます。

原因①:塩素濃度や有機物質

水道水には、安全性を保つために塩素が添加されています。塩素は殺菌効果があり、飲み水を雑菌や病原菌から守る役割を果たしますが、その一方で特有の匂いや味を引き起こすことがあります。この塩素の風味を「カルキ臭」と呼び、不快に感じる人が多いです。

また、水源や水道管内に存在する有機物質も水の味に影響を与えることがあります。有機物質が塩素と反応することで、トリハロメタンという化学物質が生成されることがあり、これも水の風味を悪化させる要因の一つです。トリハロメタンは微量ですが、長期間摂取することによる健康リスクが指摘されており、水の品質に影響を与えます。

原因②:水温が高い

水温が高くなると、水道水がさらに不快に感じやすくなることがあります。水温が高いと、塩素の揮発が進み、匂いや味が強調されるからです。特に夏場など、気温が上がる季節には水道水の温度も上昇し、口にしたときの不快感が増す傾向にあります。

水温が高いと、細菌の繁殖も促進されるため、給水施設や家庭内の貯水タンクの水質が悪化しやすくなります。水を冷やして飲むだけでも、塩素臭や味を軽減できることが多いですが、特に敏感な方はフィルター付きの浄水器を使用するのも有効です。

原因③:硬度が高い

A glass of cold water with ice cubes, placed on a table by a sunny window. The water looks refreshing with condensation on the glass. The background shows soft sunlight and a light breeze, emphasizing the coolness of the drink.

水の硬度とは、水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量を指します。硬度が高い水を硬水、低い水を軟水と呼びます。日本の水道水は基本的に軟水ですが、地域によっては硬度が高めの水も存在します。

硬水はミネラル分が多いため、飲み心地が重く、舌に違和感を覚える人がいます。特に、カルシウムやマグネシウムの味が強調されると、「苦い」「金属っぽい」と感じることがあります。これにより、水道水をまずいと感じる原因となることがあるのです。

また、硬度が高いと石灰質の蓄積が起こりやすく、湯沸かし器やケトルに白いカスが残ることもあります。これも水の品質に関連して、不快感を引き起こす要因の一つです。

原因④:貯水槽・水道管の汚れ

An image showing a large water storage tank located on top of a residential apartment building, with visible pipes connected to it. The tank is slightly weathered, showing signs of dirt and wear, suggesting a need for maintenance. The building rooftop is visible, with other apartment structures in the background, illustrating the context of a water storage tank in a residential setting.

多くの家庭やビルでは、貯水槽や水道管を通して水が供給されています。これらの設備が老朽化したり、定期的に清掃されていなかったりすると、汚れがたまって水の味や匂いに悪影響を与えることがあります。

貯水槽の清掃が不十分であったり、水道管が錆びていたりすると、微量の金属成分が水に混入し、水道水に錆び臭さや濁りが出ることもあります。このような場合、普段よりも水道水が「まずい」と感じるのは当然のことです。

この問題に対処するためには、定期的な設備のメンテナンスや、古い水道管の交換が重要です。水道水の品質を保つためには、供給元の清掃や点検が欠かせません。

水道水の味に対する不満を解決するための対応策

水道水の味や匂いに不満を感じたとき、一般の人でも手軽に取り組める対策があります。ここでは、具体的な方法を紹介していきます。

対応策①:浄水器の使用による塩素や有機物質の除去

A modern kitchen sink with a sleek faucet, showing a water filter attached to the faucet. The water is flowing into a clear glass, emphasizing clean and purified water. The background is a bright kitchen with minimalist design.

水道水に含まれる塩素やトリハロメタン、有機物質などが味や匂いの原因となっている場合、家庭用の浄水器を取り付けるのが効果的です。浄水器は、これらの不純物をフィルターで取り除くことで、水をよりおいしく安全にします。浄水器にはさまざまな種類があり、蛇口に取り付けるタイプやポット型のものがあります。

浄水器を使う場合は、フィルターを定期的に交換することが重要です。フィルターが劣化すると効果が薄れるため、メーカーが推奨する交換時期を守りましょう。

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対応策②:水温調整による不快感の軽減

水道水の味が気になるときは、水温を下げることでも改善できる場合があります。水を冷蔵庫で冷やしたり、氷を入れて飲むことで、塩素の匂いが抑えられ、よりスッキリした味わいになります。特に、夏場などで水道水の温度が高いときは、この方法が効果的です。

また、冷たい水はそのまま飲むのはもちろん、料理やお茶を入れる際にも適しています。温かい飲み物の場合、塩素の匂いが目立ちやすいので、少し工夫することで日常生活の水の質が向上します。

対応策③:水の硬度に応じた対策

水の硬度が高い場合、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが多く含まれており、「苦い」「金属っぽい」と感じることがあります。これに対処するためには、硬水用のフィルターや浄水ポットを使用する方法があります。これらのフィルターは、ミネラル成分を除去し、硬度を低くすることで、飲みやすい軟水に変えることができます。

また、ペットボトルのミネラルウォーターを利用するのも一つの選択肢です。特に、軟水を好む方には、ミネラル成分が少ないタイプの水を選ぶと良いでしょう。

対応策④:貯水槽・水道管の定期的なメンテナンス(問い合わせ)

マンションやアパートに住んでいる場合、貯水槽や水道管の汚れが水の味や品質に影響を与えることがあります。貯水槽や水道管が汚れていると、錆び臭や濁りが発生し、水道水が「まずい」と感じる原因になります。

これに対処するためには、建物の管理会社や大家さんに定期的な清掃や点検を依頼することが大切です。自分で水道管や貯水槽を清掃するのは難しいですが、点検やメンテナンスの状況を確認し、必要があればリクエストすることができます。

対応策⑤:ウォーターサーバーの導入

水道水の味にどうしても満足できない場合、ウォーターサーバーを導入するのも一つの解決策です。ウォーターサーバーは、天然水や浄水を手軽に利用できるため、水道水の匂いや味に左右されることがありません。

ウォーターサーバーには、冷水や温水をいつでも使える機能が備わっているため、家庭内での飲み水としてはもちろん、料理やお茶の準備などにも便利です。また、天然水を使用しているウォーターサーバーなら、ミネラルバランスの整ったおいしい水をいつでも楽しめます。水の味や品質に敏感な方にとっては、非常に有効な対策です。


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