【実体験あり】引越しバイトでご祝儀は貰える？貰った時のマナーも解説

引越しバイトをする際、お客様から感謝の気持ちとしてご祝儀（いわゆるチップ・心付け）をいただくことがあります。

本記事では、ご祝儀についてや貰う際のマナーなどを紹介していきます。

この記事を書いているのは、約2年半で500件以上の引越しバイトを経験した筆者と、引越し正社員をしている親族や、バイト先の先輩から聞いた話をもとに解説します。

引越しバイトのご祝儀とは？

引越しバイトで言う「ご祝儀」とは、お客様が感謝の気持ちを表すために、引越しスタッフに直接手渡しするお金のことを言います。

引越し作業は荷物が重く、暑い中や寒い中、階段を上り下りするなど体力的に負担の大きな仕事です。

そのため、お客様が「助かった」「気持ちの良い引越しができた」「頑張ってくれてありがとう」という気持ちを込めて、作業の前後にご祝儀を渡してくれることがあります。

ご祝儀を渡されるタイミングは？

ご祝儀を渡されるタイミングは以下の2パターンが多いです。

• 引越し作業前
• 引越し作業後

タイミングとしては、作業前・作業後どちらもよくあります。

作業前で多いのは、当日の作業開始前の確認と引越し料金の支払いの際に、お客様から作業スタッフのリーダーにご祝儀を人数分を渡してくれ、それをリーダーからバイトが受けとる、という感じです。

また、作業終了後にも渡されるパターンもあります。

終了後に渡す場合は、依頼者がスタッフ全員に対して直接感謝の言葉を伝え、その後でご祝儀を渡すことが一般的です。

ご祝儀を貰える金額は？

ご祝儀の金額は明確な相場が決まっているわけではなく、状況やお客様によって大きく異なります。

ただ一般的な相場は500円～2,000円程度です。筆者は1,000円をいただいたことがほとんどでした。

引越しのベテランスタッフさんに聞いた話によると、物価も低く景気の良かった10年くらい前は、5,000円や10,000円などが普通に入ってて、給料と同じくらいのご祝儀をもらったことがあるそうですが（驚き）、近年は貰えることのほうが少なくなってきたよ、とのことです。

引っ越しの費用自体が高額であることもあり、依頼者がご祝儀を渡さない場合も珍しくありません。ご祝儀はあくまで依頼者の気持ちとして渡されるもので、必ずしももらえるものではありません。

そのため、もしもご祝儀をもらえなかったとしても、決して気にせず、作業を手を抜かずに行うことが大切です。

ご祝儀以外にお客様から頂いた物の例

ご祝儀は現金が一般的ですが、それ以外にもお客様から様々な形でお気持ちをいただくことがありました。いわゆる「差し入れ」という形で貰った物もありました。

例で挙げると

• 飲料水（スポーツドリンク、お茶、コーヒー、紅茶など）
• 塩タブレット
• ゼリー
• アイス
• 肉まん
• お菓子
• お酒

などなど。

引越し作業中に出て来たもので、もしよければ貰ってくれませんか？って形で、ウイスキーのボトルを貰った引越しスタッフもいましたよ（笑）

お客様から頂いた際は、「ありがとうございます！」と元気に感謝を伝えましょう。

まとめ

引っ越しバイトでご祝儀を受け取る機会は確かにうれしいものですが、それはあくまでお客様からの感謝を形にしたお心遣いであり、当たり前に期待すべきものではありません。

金額や手渡しのタイミングはケースバイケースで、必ず手に入るものではないことを理解しておく必要があります。

もしご祝儀を手渡されたときは、謙虚な気持ちで「ありがとうございます」と笑顔で応じましょう。

たとえもらえなかったとしても、不満を抱くのではなく、プロとして最後まで丁寧な仕事をすることが大切です。

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