引越しのときにベッドって解体するの?
引越し前に自分でやらなきゃいけないの?
そんな疑問にお答えします!
つばさ
- 10年で引越しを6回経験(実家が2回、私個人で4回)
- コロナ流行で本業が大打撃、引越しバイトで一時期生計を立てる(MAX月25万)。引越しバイト歴2年半。
- 親族は引越屋正社員。
- 自力で引越しは計5回経験あり。自身で2回、弟の手伝いで2回、友人の手伝いで1回。
引越しでベッドは解体するべき?
引越しでベッドを解体するかどうかは、ベッドの大きさと、トラックの大きさによります。
解体の必要がない場合
まず解体しないケースとしては、下記の様な「二つ折りの折りたたみベッド」です。
二つに折りたためれば、1~2人で運び出せることができるので、解体の必要はありません。
手すりや脚が当たらないように、毛布やパッドを使って梱包し、運び出せることがほとんどです。
あとは、上記のようにフレームが無く、マットレスに脚がついているような下記のタイプです。
脚を回して取外し、マットレスが汚れないように大きなビニール袋で梱包して、1~2人で運び出すことができます。
そのまま搬出できない場合には解体が必要
解体が必要となるベッドは、あらかじめ組み立ててあるようなフレームがあるベッドです。
パターンとしては主に2種類です。
まずは、下記のように木でフレームを組み立てるタイプ。
ベッドの8~9割がこのパターンで、よく見るタイプですね。
あとは、ベッドの下が収納になっている「跳ね上げベッド」です。
この2種類は、そのまま搬出することが不可能なので、基本解体が必要になります。
引越しでベッドを解体する方法
ベッドを解体する際には、主に以下の2つの方法で行います。
引越し業者に解体を依頼する
一番簡単な方法は、引っ越し業者に解体を依頼することです。
引っ越し業者は、ベッドの種類やサイズに応じて、ドライバーや六角レンチなどの専用の工具を持っています。また、解体したベッドのパーツも梱包し、無くさないように確実に運んでくれます。
引っ越し業者に解体を依頼する場合は、事前に見積もりを取っておくことが大切です。
解体にかかる費用や時間、その他の条件面などを確認しておきましょう。
また、解体したベッドを新居で再組み立ても依頼できるかどうかを確認しておきましょう。
自分で解体する
引越し業者に依頼できない場合は、自分で解体する方法もあります。
必要な工具を揃え、この後で紹介する『ベッドを自分で解体するときのポイント』『ベッドを自分で解体する作業の流れ』を確認しながら作業を進めていきましょう。
基本は引越し業者に任せるのが吉
引越し業者を利用して引っ越しをするならば、業者に任せるのを基本おすすめします。
1日多い時で3~4件引越し作業をしている彼等なら、解体から梱包・運び出し、組立までと、とてもスムーズに行ってくれます。
とくに、下記のような「跳ね上げベッド」の場合は、解体も組立もかなり面倒で。勤務数年のベテランスタッフが担当することが多いです。
自宅のベッドが「跳ね上げベッド」の際は、自力で引越しにチャレンジするのではなく、ベッドと大物家具・家電だけでも引越し業者に頼むことをおすすめします。
ベッドを自分で解体するときのポイント
引越し業者に頼まずに、自分でベッドを解体・組立する際は、次のポイントに留意しながら行ってください。
- 解体前の写真を撮っておく
- 部品を無くさないようにまとめておく
- 無理に分解しようとしない
- 2人以上で作業を行う
- できるだけ広い場所で解体する
- ラグや毛布などで床などを保護する
解体前の写真を撮っておく
ベッドを解体する前に写真を撮っておくことで、組み立てるときに参考にできます。
特に、接続部などの複雑な部分は、詳細に撮影しておくと良いでしょう。
部品を無くさないようにまとめておく
引っ越しの際にベッドを解体するときは、部品を無くさないように注意しましょう。
ネジなどの小さな部品は、ビニール袋やジップロックに入れてラベルを貼っておくといいです。
また、同じ部品は一緒にまとめておくことで、組み立てるときに迷わなくなります。部品が多い場合は、番号や記号をつけて区別すると良いでしょう。
無理に分解しようとしない
ベッドを解体するときは、無理に分解しようとしないようにしましょう。
無理に力を入れると、部品が壊れたり、怪我をしたりする可能性があります。
特に木製のベッドは、接合部が固くなっていることが多いので、慎重に扱いましょう。
2人以上で作業を行う
ベッドを解体する際には、できるだけ2人以上で作業するようにしましょう。2人以上で作業を行うことで、安全かつ効率的に解体できます。
作業を行う前に、役割分担や手順を確認しておきましょう。
例えば、一方が部品を外し、もう一方が部品を受け取って袋に入れるなどの方法がおすすめです。そうすることで、部品を無くすことなく確実に作業を行うことが可能です。
できるだけ広い場所で解体する
狭い場所では、動きが制限されてしまいます。ベッドを解体する場所は、できるだけ広い場所を選びましょう。
ラグや毛布などで床などを保護する
木やネジなど、床を傷つけてしまう可能性があります。
ベッドの解体は、ラグマットや毛布などを敷いて、その上で行うようにすると、床を傷つけずに済みます。
ベッドを自分で解体する作業の流れ
ベッド解体のために準備するものと、ベッドを解体する作業の流れについて説明します。
- ベッドの解体に必要な物を準備する
- マットレス・寝具を外す
- すのこ・床板を外す
- ヘッドボードや脚を外す
- ベッドフレームを分解する
ベッドの細かな解体方法については、ベッドの種類によって異なります。
ここでは、一般的な方法を解説しますので、より詳しい内容を知りたい方は、お買い求めのメーカーに直接問い合わせるなどしてください。
ベッドの解体に必要な物を準備する
まずは、ベッドの解体に必要な工具などを用意しましょう。
- プラスドライバー
- 六角レンチ
- 軍手
- ネジなどを入れる袋
ベッドの解体の際に重要なのが、ドライバーや六角レンチなどの工具です。ベッドのネジの種類に合わせたものを用意するようにしましょう。
時短のために電動ドライバーがあればいいですが、回しすぎによってダボ穴が大きくなってしまったり、ネジの穴が多くなってしまう可能性もあるので、使い慣れていない人は手動タイプで十分です。
六角レンチであれば、ベッドを購入した際に付属してくるはずですが、失くしてしまった場合は、下記の様な六角レンチのセットを購入しましょう。
様々な大きさに対応していて、ほとんどの場合はどれか会うサイズが入っているはずです。
プラスドライバーなら、下記のようにグリップがしっかりしているタイプを選ぶと、力を入れやすくて使いやすいですよ。
あとは、解体した際に出てくるネジなどを失くさないように、入れて置ける袋を準備しておきましょう。
ジップ付きのポリ袋などに入れて、工具と一緒に入れて持ち運ぶ良いですよ。
また、ベッドを解体する際は、軍手などをしておくと安心です。ベッドのフレームの木がめくれて怪我をする心配もありません。
マットレス・寝具を外す
まず解体前に、掛布団やマットレスなど、寝具を全て外しておきましょう。
作業の邪魔にならないように、別の部屋などに移動させておくと良いです。
すのこ・床板を外す
ベッドが裸になったら、すのこや床板を外します。
床板は、ネジなどで固定されている場合と、されていない場合があります。ネジで固定されている場合にはネジを外し、床板を外しましょう。
外した床板は、壁などに立てかけておきましょう。うっかり踏みつけて、壊さないように注意しましょう。
ヘッドボードや脚を外す
六角レンチやドライバーを使って、ヘッドボードや脚を外します。
宮付きのベッドの場合、コンセントがついている場合がありますので注意しましょう。必ずコンセントを外してから、作業を行います。
ベッドフレームを分解する
最後にベッドフレームを分解して、完了です。
フレームの部分も、金具で固定されている場合があります。六角レンチやドライバーで外した後には、必ず無くさないようにジップ付きの袋などに入れてまとめておきましょう。
まとめ
この記事では引越しの際のベッドの解体について、詳しく解説してきました。
以下のケースの場合、引っ越しの際にベッドの解体が必要となります。
- そのまま搬出できない場合には解体が必要
- トラックに積み込めない可能性がある場合に解体が必要
引越し業者に引っ越しを依頼する場合は、ベッドの解体から組立まで依頼することがも最も安心です。
見積りの際に、営業マンに確認を取りましょう。
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