【保存版】引越しやることチェックリスト|必要なもの・手続きを一覧で紹介

引越しってやることが多すぎる…。
わかりやすいようにリストにしてほしい!

引っ越しは、梱包作業だけでなくライフラインの手続きや役所の手続きなど、やることがたくさんあります。

引っ越しが決まったら、やることや必要なものをあらかじめ確認して、余裕を持ってスケジュールを立てるなどして作業を開始しましょう。

本記事では、引越し作業でやることをチェックリスト形式で紹介しています。引っ越しの流れを事前に把握して、漏れの無いように手続きを済ませましょう。

 

目次

【全体像】引越しでやることの一覧

引越しの前後では、さまざまな手続きや作業が必要になります。まずは、引越し前後にやるべきことの全体像を確認しておきましょう。下記になります。

引越し時にやるべきこと

  • 引っ越し先の物件の決定
  • 引っ越し業者、引っ越し日の決定
  • 旧居の退去手続き
  • 梱包資材等の準備・荷造り、旧居の掃除、不用品の処分
  • 役所での手続き(転出届/転入届の提出、転校手続きなど)
  • 郵便の転送手続き
  • 荷物の梱包と搬出入
  • 電気、ガス、水道などライフラインの解約&開通
  • 各種機関・サービスの住所変更手続き

引越しの準備を始める前に、上記をあらかじめ把握しておきましょう。

【保存版】引越しのやることチェックリスト

続いて、「【全体像】引越しでやることの一覧」で紹介した手続きを詳しく解説したものです。

これらを下記ではチェックリスト形式で紹介しています。

引越し作業の確認に、ぜひお使いください。

①:引越しが決定したらやること

引越し1ヶ月〜2週間前までに徐々に引越しの準備を進めます。手続き出来るものは早めに対応しておきましょう。

やること手続き先詳細
旧居の退去申告(賃貸住宅・駐車場・駐輪場の解約)管理会社または家主賃貸借契約書に記載されている解約予告の予告期限を確認する。期日までに解約手続きを済ませておく。
新居の駐車場の契約管理会社賃貸住宅の敷地内に駐車場がない場合は、近隣で月極駐車場を契約する必要がある。
引越し業者の選定・見積もり依頼・申込引越し業者各社一括見積サービスなどを利用して、複数の引越し業者から見積もりをとるのがおすすめ。繁忙期(3〜4月)は早めの予約が必須。
保育園,幼稚園,小学校,中学校,高校などの転園・転校手続き通園・通学している保育園・幼稚園・学校転園、転校の手続きは、各自治体や学校によって異なる。現在通園・通学中の保育園・幼稚園・学校に確認する
不用品(粗大ゴミ)の処分不用品回収業者または市区町村役場など現在お住まいの地域の不用品回収業者に依頼する。または、市区町村で回収している方法に従う。販売する場合は、リサイクルショップやフリマアプリなどを利用する。不用な家具家電は知人に譲るほか、貸倉庫などに保管する方法もある。荷物を減らすことで引越し費用を抑えられる。
梱包用品の準備・荷物の箱詰め(荷づくり)の開始依頼する引越し業者ダンボールなどの梱包資材は、引越し会社によっては無償もしくはオプションで用意してくれる場合がある。引越し業者が決まったら、梱包資材の手配について確認する。日常生活で使用しないものから順に箱詰めをする。
新居の間取り図の確認・下見不動産会社間取り図を手に入れ、誰がどの部屋を使うのかや家具の配置を事前に決めておくと梱包や当日作業がスムーズに。また、部屋の寸法や窓の高さを測っておくと家具の配置などを事前に決めておける。
引越し準備・やることのスケジュールを立てる引越しは荷造りだけでなく、役所や契約している各社への手続きなども非常に多い。下記で紹介するチェックリストをもとに、平日や休日の時間内でやるべきことを計画に立てよう。

②:引越しの2週間前までにやること

引越しの日まで2週間をきったら、市役所での引越し手続きが可能になります。直前はやることが多いので、早めに必要な書類や印鑑を持って、まとめて手続きをしてしまいましょう。

やること手続き先詳細
郵便物の転送手続き現住所の管轄の郵便局郵便局の窓口に転居届を提出、または郵送する。インターネット上でも申込み手続きが可能。
インターネットの移行手続きインターネット回線を契約しているプロバイダ各社契約している会社によって手続き内容が異なる。場合によっては開通工事が必要となり、開通までに1〜2カ月かかることもあるため早めの手続きが望ましい。
契約中のテレビ(衛星放送・ケーブルテレビ・NHKなど)の住所変更契約会社各社契約内容や住所の変更手続きを行う。手続きは、郵送やインターネット上でできる場合もある。ケーブルテレビの場合は撤去工事や設置工事が必要になることがある。
固定電話・携帯電話・スマートフォンの変更手続きNTT・携帯電話会社各社固定電話は、東日本エリアから西日本エリアへ引越す場合は契約の解除と再契約が必要。携帯電話やスマートフォンは、請求書の住所変更などの手続きが必要となる。
新聞やウォーターサーバーなどの定期宅配サービスの住所変更定期購入登録している会社各社新聞や牛乳、ウォーターサーバー、食材宅配サービスなど、定期購入しているものを確認する。住所変更で継続できる場合と、解約が必要になる場合があるため、早めの連絡が望ましい。
新居の掃除不動産会社入居前にハウスクリーニングが行われていても納得できないほど新居が汚い場合、やり直しをお願いすることが可能に。汚れと合わせて傷も写真に撮っておき、管理会社に相談しよう。
荷造り(使用頻度の低いもの)各家庭の荷物量にもよるが、最低でも2週間前から使用頻度の低いものから荷造りを始めると良い。ここで出た不用品は、計画的に売却したり処分する。
挨拶用の手土産の準備ネットショッピング・百貨店旧居・新居で引越し挨拶をする場合は、手土産用の粗品を早めに準備しておくと、挨拶もタイミングを見て余裕を持って行うことができる。

③:引越しの1週間前までにやること

いよいよ引越しが近づいてきたら、電気・ガス・水道の解約や冷蔵庫の整理をしながら、荷造りを進めましょう。

やること手続き先詳細
転出届の提出現住所の市区町村役場・役所の該当窓口転出届に記入、提出し、転出証明書を発行する。引越し日の14日前から受付が可能となる。マイナポータルを通してインターネットで提出することも可能。国民健康保険・老齢年金・老人医療・乳児医療・児童手当・印鑑登録廃止等、役所で行う届出関係はまとめて行うとスムーズ。
国民健康保険(保険証を返却)、印鑑登録の廃止現住所の市区町村役場・役所の該当窓口転居先が現在お住まいの市区町村内とは異なる場合は、保険証の返却が必要。印鑑登録は転出届を提出すると同時に登録抹消となる場合もあるため要確認。
福祉関係の手続き(児童手当・介護保険・各種医療制度など)現住所の市区町村役場・役所の該当窓口福祉に関する手当や医療制度の内容は、市区町村によって異なる。手続き方法も異なるため、電話やインターネットで事前に調べておくとスムーズ。
電気・ガス・水道の移転、停止の申込みご利用中の電力会社・ガス会社・水道局利用会社を変更する場合は、新居での開始手続きが必要になるため要注意。ガスに関しては閉栓作業の立ち会いが必要になる場合がある。
火災・地震保険の契約変更保険会社・不動産会社賃貸物件の場合は通常、管理会社指定の火災保険・地震保険に加入しており、解約手続きが必要。
ペット(犬・国の特定動物)に関する手続き市区町村役場の窓口犬は住所の変更手続きが必要。人に危害を加えるおそれのある特定動物がペットの場合は、移動の許可が必要。
食品の整理・冷蔵庫の掃除冷蔵庫の中はもちろん、常温保存の食品も消費期限を確認し、引越しまでに食べるものと新居に持っていくもの、廃棄するものを分けておく。

④:引越しの前日までにやること

やること手続き先詳細
冷蔵庫の輸送準備(水抜き、庫内清掃など)中の食料品をすべて出し、クーラーボックスなどに移しておく。製氷機の
氷や蒸発皿の水を捨て、電源を切る。
洗濯機の輸送準備洗濯機の給水ホースや排水ホースに残っている水を除去する。ホースは外してなくさないようにコードと一緒にまとめておく。ドラム式洗濯機の場合は、輸送用の固定ネジが必要になるので用意しておく。
暖房器具の灯油処理石油ストーブや石油ファンヒーターなどの暖房器具を使用している場合、灯油を空にする必要がある。
エアコンの取外し電気工事士・業者新居へエアコンを持っていく場合は、前日までに業者に取り外してもらう必要がある。
パソコンのバックアップ運搬中、万が一PCのデータが破損しても、すぐに復旧できるようにしておく。
レビなどの映像機器・オーディオ機器の配線を外しまとめる家電の配線を取り外してまとめておく。どの機器の配線かがわかるようにしておくのが望ましい。
旧居の近隣への挨拶お世話になった近隣の方々へ挨拶をする。引越し時に、物音などで騒がしくしてしまうことも併せて伝えておく。
旧居の清掃・ゴミ処理ゴミ収集日を確認し、ゴミを残さずに済むように計画的に処分しておく。
新居の鍵の受け取り、新居の掃除新居の鍵を受け取っておく。引越しの荷物が入る前に掃除も済ませておくのが望ましい。

⑤:引越し当日にやること(旧居)

やること手続き先詳細
荷づくりの最終確認貴重品は常に持ち歩くバッグに入れておく。
引越し日すぐに使うものは別にまとめておく。
引越し料金の精算引越し料金の精算精算は引越し作業の前後で行うか会社によって異なる。作業前のことが多いので、支払方法など前日までには準備しておく必要がある。
搬出作業の立ち会い(引越し業者への指示)取り扱いに注意してほしいものなどがあれば、その場で引越し業者へ指示を出す。
ガスの使用停止の立ち会いガス会社オートロック式の物件や、ガスメーターの設置場所に係員が立ち入ることができない物件の場合は、ガスの使用停止(閉栓)の立ち会いが必要。
退居前の最終確認電気のブレーカーを下げる。水道の元栓を閉める。忘れ物のチェックが済んでから退居する。
旧居の鍵の返却不動産管理会社賃貸契約の場合、不動産管理会社に旧居の鍵を返却し、明け渡しをする必要がある。スペアキーもすべて揃えて返却する。

⑥:引越し当日にやること(新居)

やること手続き先詳細
搬入作業の立ち会い(引越し業者への指示)引越し業者が到着する前に新居の鍵を開け、搬入作業に立ち会う。荷物ごとに搬入してほしい場所を指示する。
ガスの開栓・立ち会いガス会社ガスは開栓時の立ち会いが必要になる。事前に引越しの日時を伝え、予約をとっておく。
目につくキズや汚れの撮影キズや汚れが気になる場所は、転居後すぐに写真を撮って不動産会社に連絡しておくと、退去時の原状回復をめぐるトラブルを回避しやすい。
荷ほどき・整理整頓搬入された荷物の確認を行いながら実施。テレビ・電話などの配線等も行う。荷ほどきが終了後、ダンボールを処分する。
ご近所への挨拶引越しの搬入で騒がしくすることが予想されるため、搬入前に済ませておくと良い。

⑦:引越しが終わってからやること

やること手続き先詳細
転入・転居届の提出新居所轄の市区町村役場・役所の該当窓口転入日から14日以内に提出する。会社の手続き等で使うことが多いため、新しい住民票を併せて取得しておくのがおすすめ。
マイナンバーカード・国民健康保険証・国民年金などの住所変更、印鑑登録新居所轄の市区町村役場・役所の該当窓口各種住所の変更・登録などを行う。役所で行う届け出関係はまとめて行うと良い。
福祉関係の手続き(児童手当・介護保険・各種医療制度など)新居所轄の市区町村役場・役所の該当窓口福祉関係の手続きは役所によって異なるため、確認してから行うとスムーズ。
転入先の学校への手続き市区町村役場・役所・転入先の保育園・幼稚園・学校役所や転入先の学校へ確認のうえ手続きをする。
ペットの登録住所変更新住所の役所・役場・保健所ペットの犬の登録住所を変更する。必要書類を持参のうえ、届け出をする。引
越しから30日以内に手続きが必要。
運転免許証の住所変更・自動車・バイクの住所登録変更新住所管轄の警察署や運転免許センター自動車の場合、車庫証明書、車検証、自賠責保険、任意保険などの住所変
更手続きが必要。住所変更と合わせて車庫証明(自動車保管場所証明
書)を取得しておくとスムーズ。
金融関係(銀行やクレジットカード等)・郵便局の住所変更利用している銀行口座のある金融機関新住所を証明する本人確認書類や通帳、印鑑などが必要な場合があるため、確認しておく。
各種保険などの住所変更各種保険会社インターネット上で住所変更が可能な場合がある。
本籍地・パスポートの住所変更新住所管轄の旅券窓口引越しによって本籍が変更になった場合、新しく作り直すか記載事項の変更手
続きをする。

まとめ

本記事では、引越し作業の流れをチェックリストで紹介しました。

引っ越しは、梱包作業だけでなくライフラインの手続きや役所の手続きなど、やることがたくさんあります。

引っ越しが決まったら、やることや必要なものをあらかじめ確認して、余裕を持ってスケジュールを立てるなどして作業を開始しましょう。

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